炭酸風呂に入って心も体もリフレッシュ!今回の記事はBeauty編です!
すべすべお肌の実感が人気の秘密
なぜ炭酸泉が人気を集めているのでしょうか?
それは、実際に体験した人が感じる効能によるところが大きいようです。
体験前に期待する効能は「痛みの緩和」、「健康増進」、「疲労回復」が主なものですが、体験後に実感した効能としては、肌がすべすべになる・傷の治りが早いのどの「肌への効果」が、「疲労回復」と並んで一番多いというアンケート結果が報告されています。(中野匡隆、松本孝朗2005=炭酸泉ニュースレター=炭酸泉インフォメーションセンター刊)。
血流促進によるエネルギー代謝の向上が発汗作用を促すことから、老廃物を排出するデトックス効果も抜群です。
15分ほどの入浴で、顔一面が汗の粒でいっぱいに。この美肌効果の実感が人気の秘密といえそうです。
理想の肌のpH値でアストリンゼント効果が・・・
入浴後なんだか肌がしっとりしているみたい・・・
こんな感覚が味わえるのも炭酸泉の特徴です。これは、炭酸泉のpH値(水素イオン濃度)に深く関係しています。
炭酸泉は肌にやさしいpH4.5~5程度の弱酸性で、これは皮膚とほぼ同じぐらいのpH値。
弱酸性のお湯は、せっけんやボディーソープを使用した肌のpH値を肌本来の数値に戻してくれたり、肌の引き締め(アストリンゼント効果)をしてくれたりするのです。
天然炭酸泉温泉の近くに住む人たちの肌がツヤツヤ、ピカピカなのには、それなりの理由があったのです。
皮膚組織の酸素量も、美肌キープのもう一つのポイントです。炭酸泉に入浴することで皮膚組織の中の酸素量が増加し、血液ばかりでなく、体液の循環をも促します。
代謝が向上すれば胃腸をはじめとする内臓の働きによく作用し、ニキビや吹き出物の原因にもなる消化不良や便秘などの改善につながるというわけです。
炭酸泉の賢い入浴法
ただし、炭酸泉が体にいいからといって、ただやみくもに入浴しても期待するような効果が得られるとは限りません。できれば賢い入浴方法を実践して、成果を上げたいものです。
普通の入浴では40度程度が適温といわれていますが、炭酸泉の場合はやや低めの温度でも体が温まりやすいので、みどりの湯都賀店では、37~38.5度の温度設定にしています。
1回の入浴で5~10分をめどに2~3回繰り返し入るのがベストと思われます。
人工炭酸泉はエコサイクル
炭酸水を作るといっても、最大の原料となる二酸化炭素はどうやって作るの?
重曹とクエン酸でできるとは聞いているけれど・・・?
そんな疑問にお答えしましょう!
人工炭酸泉を製造する際には、火力発電所や工場施設から排出された炭酸ガス(CO₂)を使用しています。地球に悪影響を及ぼす炭酸ガス。それをボンベに詰めて利用するのですから、まさに究極のエコサイクルといえるでしょう。
しかも薬剤不使用。人間の健康だけでなく地球の健康にも役立つ炭酸泉。世論も巻き込んで、さらに大きな効用が期待されています。
コメントを残す